ウィキペディアで音楽のことについて最近調べてましたが、歴史についても少し載っていました。
相当ざっくりだし正しいのかもわかんないですが、消されてないってことはある程度信頼できるのかな。
音楽の歴史を知っていけば何か踊りに繋がるものがあるかもしれない、ということでサラッと読んだんですが結構面白いです。
そもそも音楽は有史以前からのもので、キリストさんが生まれより前からあるみたいですね。
西洋ではギリシア悲劇や詩を伴った歌が最古の部類だとか。
まぁアフリカではもっと前から歌って踊ってた気もしますが、そこについては書いてなかったかな。
ギリシア悲劇とかの歌から、その後クラシック音楽になっていくんですが、それが6世紀ごろらしいです。
キリスト教の聖歌など、布教活動に用いたものっていうのもあるみたい。
そういえば昔は文字が読めない人が多かったから、絵を使ったり歌を使ったりして布教してたってどこかで聞いた気がするな。
その後ずいぶん飛びますが、15世紀にルネサンス音楽っていうのが始まります。
ルネサンス音楽って、ただルネサンスの時代にできた音楽って意味で、ルネサンス(再生)という言葉の意味するような昔の文化を復興させるって話ではないらしいです。
そして16世紀に楽器が広がり始めるということで、かなり音楽の幅も広がるんだとか。
楽器の進化で音楽が進化する時代ですね。
さらに活版印刷の技術が発明されたことで楽譜が出版されます。
ここもテクノロジーが音楽を進化させた時代ですね。
さらに17世紀に五線譜が発明されてフォーマットが統一されます。
当たり前だけど五線譜だって最初から世界にあった訳ではないので、誰かが考えたんですよね。
すごいことだ。
こうなるとみんなでいい音楽を正確に、少し気軽に共有できるようになるわけなので、どんどん新しい技術が生まれるはず。
18世紀ごろからは市民の経済力向上に伴い演奏会などが増える。
とありましたが、それまでは王侯貴族がお抱えで音楽家を養っていたらしいですが、演奏会でフリー活動もできるようになったのかな。
ちょっと自由になったのかも。
多くの人が音楽を楽しみやすくもなったわけですね。
19世紀には楽譜が商業モデルとして広がる。
ということで、音楽を作ったら売れるようになっていきます。
まだレシピを売るって状態ですが、音楽がどんどん仕事になっていくんですね。
1887年、エジソンが蓄音機を発明、10年後にエミールベルリナーが円盤形に改良しレコードの誕生、これにより個人の所有などが可能に。
ここで音楽自体を買えるようになったと。
みんな知ってる我らがエジソン先生。
この人のおかげで音楽聴けるようになったんだな〜
そして1920年にはラジオが始まって音楽番組もありさらに大衆化します。
そのビジネスチャンスからレコード会社が生まれ、音楽制作が本格化していく、と。
楽譜の出版の時のように加速度的に広まります。
また時代が進むとカセットやCDなどの小さい媒体が作られ、ウォークマンなどの携帯プレイヤーも作られるとさらに身近に。
インターネット以降はダウンロード、アイポッド、サブスクリプションと進むって感じかな。
こうやって全体を俯瞰して眺めると、テクノロジーの進化と大勢で共有することが技術進化を加速させるってことがよく分かりますね。
他の分野もこういう歴史の進み方してるのかも。