遊び要素と練習

今日は子供達のレッスンで遊び要素を入れていました。

ちょっとした対戦形式だったりすると、思った以上に頑張ったり、できなかったことがノリでできたりして面白いですね。

 

ちなみに、今回使ったのは

「縛りサイファー」と「チェアしりとり」という遊び方です。

 

縛りサイファーというのは、そもそもサイファーという形式で踊るんですが、

サイファーはみんなで円を作って、一人ずつ真ん中で踊るという形式のことです。

音楽に合わせて即興で自由に踊る感じですね。

 

そんな自由な形式の中に縛り、つまり制限を入れたのが縛りサイファーです。

今回は「右手を地面についてはいけない」とか、「左足を地面に着いてはいけない」というような制限を設けました。

普通だったら両手をついてやる技を片手でやってみたらどうなるのか、手をつかない代わりに肘をついたらどうなるのか、など、咄嗟の判断で新しい動き方が生まれます。

遊び感覚でやってみると色々出てくるんですよね。

 

思った以上に良い動きがたくさん出ていたし、片手の技は普通に練習してもできなかったのに、咄嗟にやってみて成功したりしていました。

 

 

チェアしりとりの方は、チェアという技を使います。

両手で体を支える基本技で、基本中の基本だけど最初は結構難しいやつです。

足は基本的に自由なので、いろんな形が作れます。

 

1人目が何かの形のチェアをして、2人目はそれをやってから別の形をもう一つやります。

3人目は1、2、の形に加えて3つ目の形を作ります。

そうやってだんだん増えていくしりとりをするのが「チェアしりとり」です。

 

参加者のレベルが高いほど使える動きも増えて面白いんですよね。

失敗したら負けというルールもあるので、みんなすごい頑張る。

今までできなかった形もできたりとかして、なかなかいい練習になりましたね。

 

個人的には普通に練習するの好きなので、遊び要素とか別にいらないんですが、みんなでやってみると意外といい練習になったりするもんですね。

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