最近「決める」っていう本を読んでました。
なかなかインパクトのある表紙で、つい手にとって取ってしましましたね。
内容としては目標達成とかに関する本で、最近の中では面白い方でした。
読みやすいしオススメかな。
一通り読んで特に重要だな〜って思ったのが、やることリストの優先順位ですね。
【ゲインかペイン回避か】
やることリストを書き出して使っている人って多いと思うんですけど、(それかカレンダーに書き込むとか)それは基本的に「やらなきゃいけないこと」と「やりたいこと」に分けられるんじゃないかと思います。
「やらなきゃいけないこと」は放っておくと困るので、それを避けるためにやる。ペイン(痛み)を回避するものですよね。
「やりたいこと」は放っておいてもいいけど、やったら何かゲイン(得るもの)があること。
そして「やることリスト」がペイン回避ばかりになっていたら目標達成は難しいよね、っていうのが本の主張です。
【自分の目標は追いかけなくても困らない】
「やらなきゃいけないこと」は家事にしても、頼まれた仕事にしても、やらないと人に迷惑がかかったり、自分が困ったりするので、いつかはやりますよね。
家のゴミを出さなければ部屋がすっごい臭くなるし、上司から頼まれた仕事を放っておくと怒られます。
でも毎日のランニングや英語学習は、1年間手をつけなくても誰も怒らないし、部屋も臭くならないです。
だからいくらでも後回しにできるんですよねw
毎年のように年明けに同じ目標を立てているとしたらその症状かも。
【先にカレンダーに入れる】
やらなきゃ困る事と困らない事なら、困る事を優先してしまうはず。
だから朝起きてから「今日時間があったらランニングしよう」では時間が作れることは少なく、やらなきゃいけないことに追われて過ごす確率が高いです。
来月のスケジュールを立てるときに、先に予定に入れてしまうのが効果的ですね。
日付と時間が決まっていれば、それは先約なので、新たに頼まれごとを入れてしまう恐れが減ります。
その日が来たら自動的に実行しやすいかと思いますね。
自分の意思でできる人は大丈夫だけど、なかなか実行できない人はこういう手順もアリかもですね。
No.1070