世の中には動物嫌いの人もいますが、犬とか猫を好きな人は結構多くて、「どっち派ですか?」って話がたまにされますよね。
ちなみに僕は猫派か犬派かで言うと、そこまで大差はないですが実家にビーグルがいたこともあり犬派です。
いずれはカピバラさんかペンギンさんを飼いたいと思っていますが、キャットorドッグで言えばドッグ。
まぁどっち派って話は余談ですが、最近聞いたのが「猫好きって寄生虫の影響もあるのかも」って話。
結論問題はないんですが、ちょっと怖い話ですよね。
人と動物に共通して寄生する虫は色々いますが、ネコ科をメインに寄生するトキソプラズマっていうやつがいます。
このトキソプラズマさんは全人口の3割くらいに寄生しているらしく、症状もあまりないということで実はかなり身近な寄生虫です。
魚とかにいる「アニサキスさん」とか狐とかにいる「エキノコックスさん」は非常に危険で警戒されますが、トキソプラズマはあまり意識しないですよね。
で、トキソプラズマはいろんな動物に寄生して暮らせますが、最終的にはネコ科の動物に寄生したい願望を持っています。
確か、ネコ科以外でも生活はできるけど増えれないんだったかな。
つまり人に感染した場合、猫とかに引っ越ししたいと思ってるんですね。
では引っ越すためにどうするのかってことが最近研究でわかってきたようなんですが、
なんと猫を見たらドーパミンが出るようにするらしい。
ドーパミンって、甘いものやお酒などを見たら出てくるテンションブチ上げ物質です。
数あるドーパミン分泌物のラインナップに猫が入ってくるという事ですね。
猫に触りたくなることで接触率を上げて引っ越しを狙う。
猫ってただでさえ人の心を奪うビジュアルをしていますが(顔とかが赤ちゃんに似た形なので、守りたい欲が出るらしいです)、そこに寄生虫によるドーパミン攻撃がくると大変。
そうやって猫欲求が高まってしまうんだとか。
どうでも良い雑学ではありますが、そういう好き嫌いみたいなことに寄生虫が関わっている可能性があるって聞くと驚きますよね。
食べ物とか、遊びとか、人によって好きなことや嫌いなことが全然違って、それは生まれながらの遺伝子や育ってきた環境が大きく影響していると思いますが、寄生虫まで影響があるんですね。
生きていれば価値観が変わっていくのは当たり前かもしれないけど、そういう変化を起こす要素が意外とたくさんあるんですね。