今日は予期が多すぎる人の時間対策、めんどくさい方です。
自分は予期が多すぎるな〜と思った人は使ってみてもいいかもしれませんが、結構時間かかります。
何をやるかというと、「やるべきことが多すぎるので減らしましょう」っていう趣旨です。
やるべきことを減らすために、自分のタスクを棚卸しして見極めるわけですね。
家の大掃除でクローゼットから全部物を出してきて、「いるかな〜、いらないかな〜」ってやるのと同じ。
前回は棚上げでしたが、今回は大掃除。
【まずはリストアップ】
もし前回の棚上げをやっていたのであればすでにできていますが、自分のタスクを全てリストアップします。
小さいことも全てがいいよね。
【色んな観点から点数をつけていく】
自分にとって価値があるかどうかを見極めていくんですが、いくつかの指標があって、その総合点で判断していきます。
物だってそうですよね。
これは実用的か、思い出はあるか、手に入れるのが大変だったか、持っていると価値が上がるか、などいくつかの指標で判断して生き残れる物を判断してると思います。
タスクも同じように社会的価値、緊急性、個人的価値、人に任せられるかという指標で考えるみたい。
各項目について、今リストにあるタスクをチェックしてみましょう。
①社会的価値
そのタスクを終えて周囲の人に報告するとします。
「これ終わりました〜」と。
その結果、
・周囲の人に確実に価値がある→4点
・価値がある→3点
・良くも悪くも影響がない→2点
・悪い影響を与える→1点
という風に採点します。
同じように他の3項目もやってみます。
②緊急性
まずこんな状況を想像します。
「家族の誰かが病気で倒れて、毎日数時間の看病をしなければいけなくなった」
これは何かをやめて時間を作らなければいけないですよね。
そんな状態でタスクを見てみます。
・その日の一番最初にやらなければいけない→4点
・その日中に終わらせなければいけない→3点
・どちらかというとやった方がいい→2点
・やらなくても大丈夫→1点
③個人的価値
いわゆる成功者になったとして、使いきれないお金があって、名誉もある。
あとは好きなことして生きればいいよ〜って状態ですね。
・成功者になっても絶対やる→4点
・やるかもだけどやらないかも→3点
・多分やらない→2点
・絶対やらない→1点
④人に任せられるか
信頼できる仲間がどんなことでも手伝うと言ってくれた場合を想定します。
他の人に任せるのは気が引けるけどこの人なら大丈夫という人。
・自分にしかできないから仲間にも任せられない→4点
・任せられるけど自分が最適→3点
・教えればできるから任せられる→2点
・誰でもできる→1点
上記を足して最大16点。
点数の低いタスクはやめる,減らす,任せるを頑張った方がいいよねってなります。
これからやろうとしているタスクに関して今のチェックをすれば,「あれやらなきゃな〜」という不安が減るのはもちろんですが,タスクではなく「今日1日でやったこと」に対してやってみても面白いかも。
タスクとして考えてはいなかったけど,ついやっちゃった事とかで「これは自分にとって価値の低いことをしていたな〜」って気がつけば,無駄な時間を減らせるかもしれませんからね。
ちょっと長くなりましたが,「やらなきゃ」で頭がいっぱいになりやすい人はぜひ。