科学の証明はだんだんできなくなるんじゃないかっていう説 No.1418

最近スマホ脳を読んでいますが、他にも色々と科学的に調査された人間の傾向とかについて知るのが好きです。

今のところ多くの人間は似たような性質があって、たくさんの人に対して行われた実験であれば自分や周りの人にも使える結果が見込めますからね。

 

でもふと思ったんですが、生き物ってだんだん形や特徴が変化しますよね。

例えばキリンさんは首が長いしシロクマさんは白いわけですが、一般的に言われている変化の過程はこうです。

 

牛っぽい形だったキリンの中で、急に首が長い奴が生まれた。

そのキリンが他のキリンよりも高い位置の葉っぱを食べられるので飢えずに生き残った。

生き残ったことで子孫を残せて、その子供も遺伝子を引き継ぐから首が長い。

他の首が短かかったキリンは生き残れずに全滅。

結果的に首が長いキリンのみになった。

 

シロクマも、急に白いのが生まれた敵に見つからないから狩りに成功する生き残る子孫が残せる他の個体が全滅白いのだけ残った。

こういう流れですよね。

で、この中にある「急に首が長いやつが生まれた」とか「急に白いのが生まれた」っていうのは突然変異で、他の特徴も色々あるはずです。

そして人間にも起きるはず。

 

だから放っておいても生物は新しい特徴を獲得しますよね。

で、その後「他の特徴の個体が全滅する」というのがあるから特徴が絞られます。

でももしみんな生き残っていたら、色んな首の長さのキリンや、色んな色のシロクマが生息しているっていうこともあり得ましたよね。

 

考えてみたら人間って基本的にどんな特徴でも結構生き残れます。

もちろん昔は過酷な環境だったので、生き残れる特徴が残ったんだと思いますが、死の危険は減りましたよね。

だから色んな特徴の人がもっと増えていくのかな〜とか思ってます。

 

そして色んな特徴の人が増えていったら自分と他人との差が開いていくので、「科学的に証明されました」みたいなデータがあまり使えなくなることもあるかも知れませんね。

漫画の「僕のヒーローアカデミア」みたいに個性がどんどん強くなる社会。

まだまだ先の世界だとは思いますが、ちょっと面白そう。

最近の記事

PAGE TOP