制限とアイディア

この前初めてゼルダの伝説っていうゲームをやったんですが、今のゲームはすごいですね。
ものすごく良くできてる。
中学生くらいまではすごくゲームをしていて、ハマったものも多かったんですが、それから20年くらい経ってるから、信じられないくらい進化してます。

グラフィックが綺麗になったのはもちろんだし、動きのリアルさとか、要素の奥深さとか、データ量が増えた事でできることもたくさんあるんでしょうね。

昔のゲームって、機械の限界が今よりもだいぶ低いので、作成する際に制限が多かったといいます。

例えばマリオっていうゲームキャラは有名ですが、あのデザインって16×16の点で表現しなければいけなかった結果、
口を省略するために髭をつけたとか、腕の動きがわかるようにオーバーオールにしたとか、機能を元にデザインされているそうです。

今となってはお馴染みだけど、目的があって制限があったからできたものって他にも多いんですよね。

昔のゲームキャラクターがシンプルかつ特徴的なのは、縛りがあったからというのは大きいかも。

そう言えばダンスの動きとかも、よく頭をおさえるポーズが出たりするのは、昔は帽子を被ってなければいけない理由があったので、その帽子が飛ばないようにおさえていたのが始まりだったりします。
帽子の中にお金を隠したりしてましたからね。

今となっては踊ってる途中で帽子が飛んでいく姿をよく見ますが、昔はそういうことはあまりなかったかもしれません。

それでも帽子を被る文化は続いてるし、頭をおさえるポーズも続いてる。
必要が生んだ良いアイディアだったわけですね。

縛りがあった方が意外と良いアイディアが出やすいってのは面白いですよね。

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