ダンスをやっていると色んなダンサーと話すことがありますが、たまーに才能とか努力の話になることがあります。
よくスポーツとかでもありますが、「才能が大事か、努力が大事か」みたいな話ってありますよね。
スポーツだったら才能ってある程度関係するとは思います。
バレーボールやバスケットボール、高跳びなんかは身長という才能が大きな要素になりますよね。
走る競技や泳ぐ競技も、足が長いとか身長が高いっていうのが影響を及ぼしそうですね。
あとはボディビルとかの場合、消化器系が強靭であるというのは才能かもしれません。
でもダンスって、少なくとも自由に踊るダンスバトルみたいな競技であれば才能ってあんまり関係ないと思います。
身長が低くても高くても、それを活かせばいい。
その他色々ある身体的特徴も活かしようによってはプラスに働くと思います。
だから才能よりは努力が大事なのかもしれません。
でもこの話に関しては、昔ナインティナインの岡村さんが言っていた言葉が納得感ありました。
ちなみに岡村さんはご存知の通り芸人さんですが、10代の頃めちゃくちゃ有名なダンスチームのメンバーで、超カッコイイダンサーでした。
その岡村さんが言うダンス上達に必要な要素は、
才能1割、
努力2割、
そして残り7割は目立ちたい精神。
これは結構真理だと思うんですよね。
才能に関しては、ある程度ありますよね。
ジャンプに適した体であればアクロバットに有利だったり、手足が長ければ表現の幅が広くなったり。
そういった限定的な場面では才能の要素が絡みます。
でも技の習得とか、自分に合った動きの選択などは努力でなんとかなるし、立ち振る舞いとかも努力次第でカッコ良くなります。
だから才能以上に努力は大事だと思います。
しかし、目立ちたいとか、カッコよくなりたいとか、そいう気持ちの部分がないとなかなかカッコ良くはなれないと思います。
努力次第で技術は上手くなるし、すごい技もできるようになります。
カッコ良くなるのも努力次第と言えなくもないけど、そのためには「目立ちたい精神」がなければいけない。
勝ちたい、一番になりたい、カッコよくなりたい。
そういう気持ちがあってこそ。
それさえあれば才能がなくても、自分に合った勝ち方やカッコよさを探します。
努力は言い方によっては結局必要だけど、勝ちたいなら、カッコ良くなりたいなら勝手にやります。
努力という感覚はなく、いつの間にか練習しまくってるはず。
一番大事なのは気持ちって感じかな。
No.1240