今日はヨガのグループレッスンで、膝が痛いという人がいたので、そこにフォーカスして動いてみました。
もちろん膝痛の原因によって、痛い動き、痛くない動きが違うと思いますので、さまざまなケースが考えられますが、
とりあえず多いのは、「膝の捻れ」ですね。
膝っていうのは、「脛」と「腿」の境界であり、真っ直ぐに伸ばしたり、曲げたりできるところですよね。
まっすぐ曲がることは得意でも、捻れる力には強くないはず。
スポーツ動作ではよく膝を捻るように見える動きがありますが、実際は股関節から捻っていて、膝自体はあまり捻らない。
でも足の動かし方によっては、膝にねじれのストレスがかかることもあって、続くと傷めますよね。
そこで動き方に気をつけたいわけですが、
膝を痛める場面は、大きく分けて二つの状態があります。
足が地面から浮いている時、足が地面についている時。
ですね。
地面から浮いているときは、足の部分、footの部分をコントロールする必要があって、
例えば、キックの時に何か物を蹴っていれば、足は止まりますが、空中を蹴るときは自分で止めないと足の勢いは止まりません。
サッカーとかで空振りすると大怪我になるって言いますもんね。
特にダンスだと、空中で捻る動きも結構あるので、そこは危険があるかも。
文章だと分かりづらいですが、
1方向だけに力を入れて、膝の靭帯で無理やり止めるのではなく、始点と終点を自分で把握して、筋肉でアクセルとブレーキを両方やる。
こんな感じ。
足が地面についている場合では、足の部分が固定されていますので、そのまま股関節を捻ると、膝に無理がかかります。
足が地面についていても、体重がかかってないなら、そこまで問題がないので、体重をかけないでやるっていうのが一つの対処法。
そして体重をかけて捻るなら、膝と足首を筋肉で固定して、足の裏が地面と擦れるようにします。
股関節から足の裏まで一緒に動かしちゃうってことですね。
なかなか動作中は難しいんだけど、原則としては結構大事なんですよね。