ショーとコンテストの違い

今度上田の生徒さん達でコンテストに出ることになって、急ピッチで進めているところです。
上田校は開校してから3年くらいやってますが、コンテスト参加って初めてなんですよね。
僕自身がコンテストに出たのも、もう10年以上前だから、ずいぶん久しぶりになります。

ダンスのコンテストっていうのは、基本的に自由に作品を作って審査してもらうという形式なので、バトルのような即興とは結構違います。

どちらかというと、形式的にはショーをするのに近いですね。

ただ、お祭りで踊るとか、クラブイベントで踊るとかっていうショーともやっぱり違います。

ショーの場合はわかりやすさが結構重要で、ダンスをやってない人、普段見ない人が見ても、
「すごい」とか「カッコいい」と思われるように作ります。

細かい音を表現するよりも、目立つメロディを使ったり、
マニアックで難度の高い技よりも、シンプルで見栄えする技を使ったり。

それに対してコンテストで勝ちたいなら、もっと深いのを作らないといけません。

わかりやすいかっこよさも良いけれど、難しい技も必要だし、意外性も欲しい。
なるべく玄人目線で考える必要があります。

形式的にはショーだけど、実力のプレゼンに近いです。

こんな事もできますよ!
こんな発想おもしろくないですか?
というイメージ。

普通のショーではわかりにくいという理由で抑えてしまうこだわりを、全面に出せるという点では面白いですよね。

ただ、通常のショーの何倍も時間がかるし大変です。

レッスンの振り付けやショーの振り付けはたくさん作ってきたけど、やっぱりコンテストは別物。
作るのも覚えるのも磨くのもハードになるので、これから楽しみですね。

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