無理やり持ってくる精神

久しぶりに音楽に関わる歴史の話です。

歴史と言っても今回はただの雑学ですけどね。

 

ブレイキンなどのストリートダンスはファンクなどの音楽がよく使われます。

ダンスが生まれた当時に流行ってたからですね。

そしてそう言った音楽ではある程度使われる楽器が決まっていて、ギターやベースのような弦楽器、打楽器のドラムス、そしてサックスやトランペットなどの管楽器がいくつか使われます。

 

そこでなんとなく思ったんですけど、管楽器って結構多彩な形状をしてますよね。

トランペットは割とまっすぐ、サックスはちょっと曲がってる?

ホルンはグルグル、チューバとか、トロンボーンとか、なんか色んなのがある。

 

まぁ正直、軽く調べたくらいじゃよくわからなかったんですけど、

トランペットは元々軍用のラッパだったようです。

割とシンプルな形状ですが、当初は今以上に真っ直ぐで単純な構造だったようです。

音楽というよりはサインを出すくらいだから、それで良かったんでしょうね。

 

ホルンはどうやら狩猟用で使われていたとかで、馬に乗った状態で使うために、肩にかけられる形状、丸い形が採用されたとか。

それがもっとグルグルになって今使われてるんですね。

 

トロンボーンは宗教用で、教会の儀式に使われていたといいます。

この辺は楽器として使われる以前からの道具だったんですね。

 

サックスなんかは楽器として作られたようだから、またちょっと違うルーツですね。

 

今ってなんでも専用の物を作れるから、別の目的で使われているものを流用するってケースは減ったと思います。

スニーカーにしても、昔はバスケ用が使いやすいからダンスで使っていた歴史がありますが、今となってはダンス用も作られてるし、

音楽も流行っていた曲で普通に踊っていたけど、今は踊ることを考えて作られた曲もあったりします。

 

そうやって最適化されていくのもいいんですけど、「ちょうど良いのがないから無理やり持ってきた」みたいなのもなんかいいですよね。

物が少なかったり、制限が多い時代の方がそういうことはあって、後から考えたらおもろいよねって話が多い。

わざわざ不便にする必要はないけど、今あるもので何かをしてみるのって、なんかいいかも。

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