今日はストリートファッションの歴史とか調べてたんですが、
思ってたよりも広い分野なんですね。
個人的にはヒップホップやスケボーなどのファッションに関連した、カジュアルでオーバーサイズな服装がストリートファッションかと思ってたんですけど、
タイトなジーンズのスタイル、スーツスタイル、レザージャケットのスタイルなど、いろんなジャンルがあるようです。
そうなると、そもそもストリートファッションってなんのことなの?って思ったんですが、
要は自然発生的に生まれたファッション文化のことで、対義語はモードになるのかな。
モードっていうのが、デザイナーや企業主導で作られた文化や流行であるのに対し、ストリートはその時の社会背景によって自然に生まれるスタイル。
改めて調べるとわかるけど、そういえばモードって言葉もよく知りませんでした。
モード系っていうファッションのジャンルを聞いたことがあったけど、なんか奇抜な人のことかな〜って思ってたし、
ストリート系っていうのが先ほども書いたようにかなり限定的なイメージでした。
いや〜言葉の意味って正しく知ると全然イメージが変わってきますよね。
こういうの知るのって面白い。
ストリートファッションが生まれたのは1930年代が最初と言われていて、それまではずっとモードの時代。
自分を着飾るドレスアップを目的にしたファッションで、上流階級から中流階級が楽しむようなものって感じでしょうか。
それに対してストリートファッションは基本的に労働層や貧困層の文化であり、最初はドレスアップという観点はモードと一緒だったけど、よりカジュアルに見せるドレスダウンの文化がストリートから生まれたようです。
そういえば昔の服装って煌びやかなイメージがありますが、目的がそもそも自分を豪華に見せるっていうものだからだったんですね。
今はシンプルに見せたり、個性的に見せたり、あえて自然体に見せたり、いろんな方向にベクトルが向くのがファッションですが、そういう考え方ってストリート生まれだったみたい。
こういう文化を知ると、ダンスや音楽にも繋がってくるし、単純に面白いですね。