インスタを見てたらウエイトリフティングの動画が出てきました。
すんごい重いバーベルを一気に持ち上げるやつ。
あの競技、床から持ち上げ始めて、最終的に頭上へ持っていくんですが、最後のフィニッシュの形がちょっと気になりました。
両手をまっすぐ上に伸ばすというよりは、頭よりも後ろ、肩を反らせたような位置に上げています。
この位置、ブレイクダンスでよく使われるハローバックという技と似てるんですよね。
ハローバックは逆立ちの技なので、ウエイトリフティングとは逆の体勢なんですが、肩を反らせて行うところは同じです。
倒立だと肩がまっすぐの状態が1番力発揮ができて楽だと思っていましたが、そういえばハローバックって慣れると結構楽なんですよね。
意外と倒立よりもキープと高い出力で動かすのに向いているのかも。
だってウエイトリフティングって両手を上に押す競技で1番力強いですよね。
自分の体重よりも重いものを一気に上げて少しキープする。
そのフォームは、速い動きから一気に止めてキープするブレイクダンスにも応用できる気がします。
特に三点倒立から上に上げるような垂直動作はピッタリかと。
ウエイトリフティングでは股関節の力を最大限に使いつつ、全身の力を一気に発揮すると思いますが、その感覚が近いと思います。
やっぱり最先端の分野から学ぶことは多いですよね、
ジャンプなら高跳びやバレーボール、
軸回転ならフィギュアスケートやバレエ、
ストレッチならコントーション、
瞬発的な力発揮ならウエイトリフティングや投擲種目、
ダンスは色んな動作をやるから、何か一つを掘り下げて極め切ったというよりは、総合芸術な感じがします。
一つ一つの要素に関してはもっとシンプルな分野から学べることがあるのかな。