正体は円柱でしたってこと

ダンスの歴史を調べるにあたって、音楽の歴史は切っても切れないわけですが、その音楽の歴史は主にアフリカ系アメリカ人の歴史と関わってきました。

そしてアフリカ系アメリカ人という人たちが存在するのは、奴隷売買がルーツになります。

 

アメリカの歴史、奴隷解放、奴隷貿易、ヨーロッパの歴史、アフリカの歴史、いろんなことが複合的に絡み合って、悲しい出来事も多くあったわけですが、それが今の文化に繋がって、ダンスを楽しむ時代がやってきたというのはすごいことですね。

 

そんなことを考えると色々知りたくもなってきて、最近は幅広く歴史について調べています。

いろんな角度から見ていくと、今まで学校で習ったことのイメージが変わったり、思いっきり勘違いしてたことがあったりと、かなり面白いですね。

 

奴隷貿易に関しても、ちょっと意外だな〜と思うことがあって、

ヨーロッパ人がアフリカ人を捉えて奴隷にしていたというのが、今までのイメージだったんですが、

どちらかというと現地のアフリカ人が別のアフリカ人を捉えてヨーロッパに売っていたというのが基本らしいです。

一方的に侵略したというイメージとは異なり、そういった取引があったと思うと、ちょっと認識が変わりますよね。

 

その後の歴史にも、信じられないような残酷な出来事がたくさんあるけど、角度を変えて見たらイメージが変わるものもあるかもしれない。

上から見たら丸だけど、横から見たら四角で、正体は円柱でした、ってことが結構あるかもしれない。

なんとなく知った気でいることって多いけど、興味ある分野くらいはしっかり理解していきたいですね。

最近の記事

PAGE TOP