数年前に花粉症デビューを果たしまして、毎年この時期になると花粉に悩まされます。
でも去年はもうきつかった時期だけど今年はまだ大丈夫かな。
花粉症って、昔はなかったとか、最近流行ってるとか聞きます。
実際どういう経緯なのかな〜って思ったので、ちょっと調べてみました。
まず花粉症が発見されたのは1963年らしいです。
もっと前からあったかもしれないけど、見つかったのは割と最近なんですね。
この時期に花粉症が出た理由として挙げられるのが、杉の植林だそうで、1950年代にかなり植えられたようです。
戦争が終わったのが1945年なので、それまでにたくさん切り崩していた山の木を復活させようと、1950年代に植林が大量に行われたんだとか。
山に木がないと洪水とか起こりやすいから、頑張って植えたみたいです。
その後植林された木がだんだん育って花粉を出すようになってきたんですね。
さらに杉は樹齢30年から大量に花粉を出すらしく、1980年ごろからは花粉症が急増してるようです。
この時期は地面の舗装もしっかりされてきて、花粉が土に吸収されにくくもなってるから、その点でも大量の花粉が舞い上がる状態に。
ただ、花粉が大量に出るのは樹齢30年から50年くらいまでで、最初の杉はもう落ち着いた頃と考えれば、これ以上大量に増えることはないのかもしれませんね。
今では別の木を植えたり、花粉が出にくい杉に改良したりしてるそうだから、だんだん落ち着いていくかも。