音楽を辿る

今日はヒップホップカルチャーやダンスに深く関わる音楽について。

 

音楽というとものすごくジャンルが広いですが、基本的にはアフリカ系アメリカ人の人たちが作った音楽が関わってきます。

大体新しい順に見ていくと、

HIPHOP、ブレイクビーツ、ファンク、ソウル、ゴスペル、ブルース、

というような感じのイメージがあります。

もっと種類はたくさんあるし、順番も違うかも知れないけど、今調べた中ではこんな感じかな。

 

ブルースは奴隷としてアメリカに連れてこられた人たちが、悲しみなどを含めて日常を歌ったものといいます。

悲しみのブルーが名前にも反映されているそうです。

 

ゴスペルは奴隷として連れられた時に宗教をキリスト教に変えられて、宗教音楽とアフリカ音楽が混ざった感じとか書いてありました。

 

で、そのブルースとゴスペルを元にソウルとR&Bが生まれたらしい。

さらにそこからファンクが生まれ、ノリがいい曲が多いのでパーティでよく使われていたようですね。

 

パーティで曲をかける際に、間奏部分で踊るBBOYたちの登場があり、間奏を繋げて長くかける文化ができる。

これはブレイクダンスの起源ですね。

そして感想が長いことで、DJの後ろにいてパーティーを盛り上げていたMCが曲に乗せて喋り出す。

これがラップの起源って説があります。

 

音楽に乗せてラップが歌われると、ヒップホップの音楽として確立してきます。

 

ブルースとゴスペルがないとソウルがない。

ソウルがないとファンクがない。

ファンクがないとブレイクビーツはない。

ブレイクビーツがないとヒップホップはない。

というような感じで、それぞれ繋がってるルーツがあるんですね。

 

もっと言えばアフリカ音楽がないといけないし、残念な歴史であるとはいえ、奴隷制がないとまた生まれない文化。

良くも悪くも様々な出来事が重なって生まれているのが今なんですよね。

 

自分一人のことを考えても、いいことや悪いことがあるから今があって、悪いと思えることも結局あってよかったことが多い。

そう考えるとなんでも楽しめそうですね。

最近の記事

PAGE TOP