テレビで広がるのがあるある

今日もダンスの歴史に関してです。

アメリがでストリートダンスが普及した要因に、一つのテレビ番組があります。

 

それが「ソウルトレイン」というもので、日本でもちょっと放送されてたって聞くので見たことある人もいるかも。

放送は1971〜2006年で、シカゴのローカルテレビからスタートして後にロサンゼルスに本拠地を移したそうです。

だから世間的にはロサンゼルスの番組って感じ。

 

当時まだ差別が残る時代なのでアフリカ系の人たちにフォーカスしたいという趣旨の番組らしく、その中にダンスの企画もありました。

まだ資金が潤沢になかったので、出演料はなくギャラはフライドチキンだったって話もありますが、オーディションには大量のダンサーが来て列を作っていたそうです。

それだけ魅力的な番組だったんですね。

 

ストリートダンスって今はプロもたくさんいるし、年代も様々、活躍の場もたくさんあるから、

ノーギャラじゃ出ないって人も多いし、一つの場所にみんなが集まるって感じじゃないです。

オリンピック予選ですら一部の人しか出てませんしね。

 

でもまだストリートダンスといえば若者だけ、活躍の場としてはテレビが1番、という時代であれば、レベルの高い人たちがいくらでも集まったんでしょうね。

日本でもダンス甲子園とか少年チャンプルとか、その辺りの番組は同じような感じだったんじゃないかな。

ダンスでテレビに出るって、なんかものすごく高揚感がありましたからね。

恵まれた世界になったけど、当時の良さもあるな。

 

ただ、出演する側のダンサーにとっての価値は低くなったと思いますが、見る側にとっては今でもテレビで影響を受けることはあると思います。

大きなメディアは影響力がすごいですよね。

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