最後は根性だった

ダンスバトルって、今ではジャッジがいて優劣を決めていくのが主流ですが、

昔はちょっと違った形で行われたりもしていたようです。

 

まだHIPHOPの文化やブレイクダンスが形になり始めの頃、

ニューヨーク周辺ではギャングの抗争で血を流さないためにダンスやラップが行われていました。

有り余ったエネルギーを発散させて、暴力に向かわないようにしようって運動ですね。

 

そんなルーツだからか、当時のダンスバトルは決勝の勝敗を決める方法が今とは違ったようです。

なんと、「最後まで立ってた方の勝ち」と言う方式。

確かに競技として成熟してるわけでもないので、技術を比べるのって難しい。

体力とか根性ならわかりやすさもある。

ってことなのかなw

 

すごいことしたりカッコいい方が勝つってのもあったとは思うんですけど、

最後に勝つのは根性だったって話なんですよね。

 

スポーツでもアートでもなく、闘争の代わりだからこその方法だな〜って、

今思うとしみじみですね。

 

現代では全く違う形式になっていますが、そういう精神は忘れないでいたいですね。

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