基礎は大事だけれども

基礎が大事ってことは大体どんな分野にも言えることですよね。

僕がやっているダンスもまぁそうですね。

 

特に教えるようになってから自分でも基礎を再確認して結構真面目に練習しているんですが、

基礎自体は何も生まないんですよね。

 

家を建てるときに基礎となる土台をどこまで立派にしていっても家は立たないし、人は住めない。

食材の下拵えを完璧にしても仕上げまでいかなければ食べられない。

 

大工さんとかコックさんの見習い期間はもしかしたらその「途中まで」をひたすら修行するのかもしれませんが、一度完成までやってみないと結局できるようにならないですよね。

 

基礎をしっかり固めから次へっていうのは、何年も見据えれば効率の良い方法かもしれないけど、なかなか全体像が見えてこないっていうのもモチベーションの観点でマイナスかも。

 

自分の立場としては基礎を飛ばして全体像を見てきたあと、改めて基礎を学んでいるから、完成系にどうつながっていくのが見えやすくて面白いけど、

最初からやる基礎って不毛にも思えそう。

 

単純に基礎から順番にっていう教え方はちょっと思考停止で、もっと面白くなる流れがあるんだろうな〜って、なんとなく思いましたね。

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