昨日は講師の方を呼んで、うちのスクールの生徒さんにワークショップをしてもらっていました。
と言っても完全に外部の人ではなく、長野市で教えているチョッパーさんに。
講師歴も長く、生徒数もかなりいるので、さすがの内容でしたね。
もちろんダンスの技術的なことが中心にはなるんですが、今回はHIPHOPやブレイキンの知識的なところも絡めて教えてもらいました。
HIPHOPの意味だったり、歴史についてはこのブログでも何度か書いていますが、そういえばレッスンではあまり教えていないんですよね。
普段のレッスンは1時間しかないから、なるべく体を動かして体得してもらうことに目がいって、知識面はおろそかになりがちかも。
でもそういった知識が踊りにつながっていくこともやはりあるんですよね。
例えば腕を組むポージングは銃を隠している動きを元にされているっていう知識があれば、銃が見えないようにしっかり隠す形が自然に作れるし、
元々そう言った「ギャング同士の抗争が日常にあったから」「実際に銃を撃ってた日常だったから」生まれたポーズだということを知っていれば、軽い動き方にはならなくてより重くカッコよくなったり。
また、当時の若者がカッコいいと思った要素を色々取り入れているということを知れば、今の時代のカッコいいことを取り入れることもしやすいかもしれない。
昔ならサルサ、カンフー、タップダンスなどでしたが、ハウスダンスやヒップホップダンスなど、あるいはKPOPダンスなんかもあるかも知れませんね。
こんなふうに動き方だけじゃなく発想にも関わってくる。
自由度が高いとは言っても、何がベースで何がアレンジ可能な要素なのか、それは歴史を学ぶと見えてきやすいですよね。
知識についても、もう少し伝えていかなければいけないかな〜と反省でした。