習う前にやることは

今日はコントーションっていう軟体パフォーマンスを教えている人のブログを読んでたんですが、

柔軟の情報以外にもちょっと面白い記事がありました。

 

「初めてレッスンを受ける前に自分で何をしておけばいいか?」

こういう質問をたまに受けるらしく、

それに対しての回答は「何もしないでください」

だそうです。

 

要は自己流でついた間違った癖を治す方が、まっさらな人に教えるよりも大変だからですよね。

これは確かに、特殊な技術を教える場合にはあるあるかもしれません。

 

自己流で練習した倒立は1から直さないとブレイクダンスで使いにくいってこともあるし、

映像を見て覚えてきた技が結構違う原理で行われていたり、

若干遠回りなのはあるあるですね。

 

でも僕の中では逆に、できるなら自分で技を練習してみたり、基礎トレーニングをやってみてほしいと思います。

例え間違っていたとしても、その人の癖や取り組み具合がわかりますからね。

 

「ここが理解しにくいのかな」とか「このパターンの勘違いか」とか、ある程度傾向を掴んであれば、

教えるときの言葉のチョイスなんかにも参考になります。

 

それに間違って覚えた動きが意外と役に立ったりするのがストリートダンスのいいところでもありますよね。

間違った動き方、変な動き、カッコ悪い動き。

これは全て技術が向上してから改めて使ったときに「個性」として生きます。

習って先入観を持ってしまう前に自分の感覚で動いてみるのは案外いいかも。

 

ということで、まぁどちらもいいところがあるので、もしブレイキンを習いたいという方は、

何もしないで0から学んでも良し、何か練習してみても良しですね。

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