一個に集中より色々混ぜる

ダンスレッスンではよく基礎的な動きを反復して何度も練習したり、振り付けを何度も繰り返したりと、反復練習が行われます。

スポーツでも勉強でも反復は基本的に重要ですよね。

 

それ自体はもちろん賛成なんですが、まとめて同じことをやり続けるのか、いくつかの種類のことを混ぜて繰り返すのか、どちらが効率的かを調べた実験があるんですよね。

 

例えば1時間立ちのステップを練習して、1時間倒立の練習をして、というふうに完全に分けるケースと、

2時間の中で、何度も入れ替わるように両方の練習をするケース。

どっちの方がいいのかって話ですね。

 

正直個人差もあるし、習得段階にもよるんですが、混ぜたほうが効果的って話があるんですよね。

始めたてだと特に、一気にいろんなことをやるストレスが大きいから合わない人もいるとは思うんですが、大丈夫ならそれがいいストレスになるみたい。

 

一応単純な動作の習得に関する研究ではそうなってますね。(ボールを投げて的に当てるとか)

 

ではダンスの場合はどうなのか、

技のレベルさえ間違えなければ概ね当てはまると思います。

 

例えば始めたばかりの人が、基礎の技であるチェアー、フットワークのフック、立ちの2ステップなど、いろんな要素の基礎をやるのは効率的だと思います。

共通する部分があるし、筋肉疲労が集中しない、そして飽きにくいので集中力が持続します。

 

ただ、その中に明らかに難しい技とかが入ってしまうと非効率ではあるかな。

しっかり基礎を固めるうちは基礎の中で回した方がいいかと。

 

そして習得段階が進んだものからレベルアップしていくのがいいかな。

 

特にブレイクダンスは手首や首など、局所的にダメージが蓄積しやすいので、いろんな動きを混ぜて練習した方が怪我も少ないですよね。

練習方法としてはそういうのもアリかも。

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