昨日ちょっとだけドラムを叩きました。
リズムパターンを覚えて体で表現できるようになったらいいな〜ってことでやってみたんですが、色々と気づきがありましたね。
そもそも、新しいことを学ぶ時に基本を飛ばしたくなる気持ちっていうのが再確認できましたw
多分これは何をやるかによっても違っていて、
僕にとって楽器の演奏をする行為は、「それ自体がただ楽しい」ではなく、「できるようになることに意味がある」という捉え方です。
だから目標の形になるまでは、なるべく早く済ませたいと考えてしまいます。(今回で言うといろんなリズムパターンを鳴らしたい)
そうなるとやっぱり基本となる簡単な動きをおろそかにして、もっと難しいことに手を出したくなります。
これ、教える立場だと非効率な方法だな〜って感じてしまうやり方なのに、自分が学ぶ立場になると感覚が違いますよね。
自分がすでに通ってきた道であれば、全体像が感覚レベルでわかるので、順序を踏んだ方がいいとわかります。
「倒立がぐらぐらなのに倒立を使った回転技を練習するとか、余計な時間がかかるだろうな〜」って思って、基礎からやるように教えたりします。
でも僕自身がウインドミルっていう回転技を練習した時は、その前段階となる技をいくつも飛ばして練習しました。
まさに新しいことをやる時の感じ。
結局できるようになったけど、段階を正しく踏めばもっと楽だったんでしょうね。
何か技術を習得したいのであれば、まずはその技術の最も基本的なものから入るって言うのがやっぱりスムーズですよね。