ダンサー筋トレ論争再び

今日はダンサーに筋トレはいるのか論争について。

これ、前にも書いたことあるテーマなんですけど、ダンスをするのに筋トレは必要なのかって論争ですね。

 

これはダンサーの中でも結構意見が分かれるところかと思うんですけど、
最近見てたNiziプロジェクトで、指導者のJYParkさんが「筋トレ大事」的な事言ってたから改めて考えようかと。

 

まず、筋力よりも体の使い方のほうが大事ではあると思います。

腕立て伏せ一回もできないけどダンスはメチャクチャ上手いって人はいるし、ボディビルダーさんがみんなダンス上手いわけではない。

当たり前だけどね。

 

じゃあ同じ技術を持っている2人に筋力差があったらどうか。
これは車で言うと同レベルのドライバーがスペックの違う車で勝負する感じ。

レースならその差は明らかですよね。
車であっても脚であっても、速いのは強い方。

 

ダンスではどうかと言うと、レースほどは差が出ないと思いますが、やっぱり筋力がある方の勝ちかな。
小さく動く、ゆっくり動く時に差は出にくいけど、大きく動き時や速い動作では差が出ます。

つまりジャンルにもよるし、どんな舞台で踊るかにもよります。

 

小さな会場でゆっくり踊るジャンルなら必要ないかも。

でも大舞台で踊る人や、ダイナミックなジャンルの場合はやっとくと良さそうですよね。

 

じゃあ例外はありつつも、筋トレしたほうが良さそうだねってなるんですが、
ここで一つ考えなきゃいけない事があります。

 

さっきの「筋力が有利に働くのは同じ技術レベルの時」、と言うのと、「筋力よりも技術の方が大事」、と言う点。

つまり、筋トレする時間を練習に使った方が上手くなる可能性もあるって事です。

 

これは環境にもよるし、状況にもよるので一概には言えませんが、筋トレが主になってしまってはいけないですよね。

技術を磨く練習が十分にできるのであれば、筋トレに割く時間もあると良いけど、練習が不十分なら筋トレしてもマッチョになるだけ。

状況は見極めなきゃいけませんね。

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