完徹で酩酊スペック

最近YouTubeを見ていると睡眠学者の柳沢さんが出てきました。

あんまり詳しくは知らないですが、筑波大学の教授で、睡眠研究でかなりの成果を出している人のようです。

 

睡眠って誰にとっても身近で、大事なものですよね。

体型や健康にも影響するし、仕事やスポーツの成果にも大きく関わる。

今までも睡眠に関する本なんかはいろいろ読んできましたが、久しぶりに考えてみるとまた面白いですね。

 

今日は動画でいろいろお話ししてくれていた内容の一つなんですが、

睡眠不足と脳のスペックについてですね。

 

睡眠不足っていうと、どうやらほとんど全ての人が当てはまるというようなことを聞きましたが、この睡眠不足は非常に良くないことが多いみたいですね。

もちろん健康リスクにも影響が出るんですが、脳がポンコツになってしまうというデメリットもあります。

 

まず、お酒を飲むと思考がしにくいというか、平たくいうとバカになるのはイメージがつきますよね。

数ある脳の機能のうち、理性的なもの、高度な機能から抑制されていき、思ったこと全部言っちゃうとか、キレるとか、そういうことが起きやすいです。

 

さらに飲んでいくにつれて、だんだん重要な機能も抑制されていき、喋れなくなるとか、歩けなくなるとか、最終的に死ぬこともありますよね。

睡眠不足もそんな感じで脳の機能に抑制がかかるのか、だんだんポンコツになるようです。

 

一日徹夜をすると、血中アルコール濃度0.1%(酩酊初期)と近いらしく、

ちゃんと寝てまぁまぁ酔ってる人と、1日寝ないでシラフの人では同じようなコンディションってことですね。

 

「昨日一睡もしないで来ました」という人と「朝からテンション上がって飲んで来ちゃいました」という人は同スペックってことですかね。

もちろん全く同じ状態ではないので、状況によって異なるとは思いますが、徹夜で出勤してきた部下には要注意ですね。

 

とはいえ徹夜ってあまり日常的にはしない人が多いと思います。

むしろ気をつけるべきは小さな睡眠不足の連続かも。

 

詳しい数字とかは違うかもしれませんが、

4時間睡眠で1週間過ごすとか、6時間睡眠で10日過ごすとか、日々睡眠不足を積み重ねることで同じように酩酊スペックになるんだとか。

4時間睡眠が続くってのはまぁまぁ深刻そうだけど、6時間睡眠なんて結構普通にも感じますよね。

 

でもいつの間にかたっぷり寝ている人に比べたら酔っ払いクオリティの脳になっているかもしれません。

もちろん個人個人の能力差の方が大きかったりするから、それでも問題なかったり気がつかなかったりするとは思いますけどね。

睡眠不足が続く時は一応注意しておいた方がいいかもしれませんね。

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