この前カンフーやってきたって話をしましたが、格闘技の面白いところって個人的に「動きに意味があること」なんですよね。
そしてそれはほとんどの格闘技において、
・相手を倒す
・自分が倒されない
ことが目的です。
なので、
・どうやったら強く攻撃できるか
・どうやったら攻撃を当てやすくなるか
・どうやったら疲れずに攻撃できるか
・どうやったら相手の攻撃をかわせるか
・どうやったら相手の攻撃のダメージを減らせるか
といった発想に行きつき、最適化した攻撃、防御の形になっていきます。
つま先の向き、腰の高さ、重心の位置、手の形、目線など、それぞれの部位が全て理由を持った型となります。
おそらく格闘技って、最初はただの殴り合いだったはず。
いつかのタイミングで、相手の攻撃を研究して対策を練った人がいたでしょうね。
その人は攻撃を効率的に防御できるし、より効率的な攻撃もしてきます。
ガード、カウンターなどの技術が生まれたんでしょうね。
今度はその人に勝つために研究をした人が出てきますよね。
新たな攻撃方法が生まれるはず。
そうやって何度も研究と実戦が行われるにつれ、最適な形が導かれてきたのかな。
そう考えると一つ一つのこだわりがすごい面白い。
よく考えられてるな〜って。
カンフーってどこか踊りに近い見た目をしていたりもして、カッコつけてるだけの動きとかもあると思ってたんですけど、効率的で意味のある動きばかりなんですね。
実際に戦うわけじゃないから、そのままは使えないけど、もうちょっと学んでみたいですね。