この前教員を目指してる学生さんに質問されたことがありました。
「スタジオレッスンしていて、参加者はたくさんいるけど、ふと一人でやってるような感じはしませんか?」という質問。
これ、その学生さんが学校で模擬授業をした時に感じたことらしいです。
今は基本的にそう感じることってないんですけど、思えば昔はそういうこともあったように思います。
なんか一人でやってるような感じになって、早く時間が過ぎて欲しいと感じるような経験。
授業にしてもスタジオレッスンにしても、一人のはずはないんだけど、疎外感を感じてしまうってことありますよね。
思い出してみると、そんな時は一方的に伝えてるだけだな〜と思ってしまった時かもしれません。
伝えたことを覚えてもらう授業でも、伝えた通りに動いてもらうスタジオでも、100%伝わることはかなりレアなケースです。
そんな時にちゃんと伝わっているか確認したり、途中で伝え方を調整したりしていく作業が必要なはず。
事前にやることをかなり決めてくるZUMBAでも、考えてきたままやるのではなく、その日の参加者を見て色々とアクションがあります。
頑張れそうな人には「もっとこうしてみたらどう?」と言うサインを送ったり、
楽しそうな人には「その調子で続けてください」とサインを出したり、
その他にも色々あるかな〜
まぁZUMBAの場合は喋らないで伝えるので、全然伝わってないかもしれないけど。
そしてZUMBAじゃなくても伝わってるかどうかは実際のところわからない部分もありますよね。
でも自分としては伝わるように相手を見て考えて行動したという事実があればいい。
少なくとも孤立した感じを受けないためにはね。
もちろんそれが本当に伝わっていなければ、授業を受けて成績が上がることはないし、スタジオにまた参加してくれる確率は下がります。
だから伝わってると言う結果も大事だけど、伝わるように「最大限やった」っていうプロセスもすごく大事だと思う。
と、そんなことを後から色々考えてしまいました。