昨日丁寧にっていう話をしたんですが、当たり前だけど踊りに対しても大事なことですよね。
一つ一つのステップ、その時の手の動き、顔の位置、表情。
丁寧にやった方がクオリティが高いのはなんとなくわかりますよね。
しかし丁寧にするっていうのはその時のクオリティだけじゃなく、その後のクオリティにこそ影響が大きいと思います。
なんとなく雑にステップを踏んだ時って、体に入ってくる情報が少ないはず。
足をどこに出して、体をどっちに動かして、その時に感じる体の感覚がいくつかある感じ。
でも丁寧にステップを踏んだら、体の各部位から位置、向き、軌道などの情報がたくさん入ってきますし、音楽もより多くの情報が得られます。
変更点を見つけて再度改善していくというプロセスが練習なので、多くの情報があった方が一度にたくさんの改善をできるわけですね。
練習となれば反復回数が非常に多くなるので、やればやるほど差が出てくる。
雑の100回と丁寧の100回には当然大きな違いが出るはず。
「丁寧にやった方がいい」なんて非常に当たり前なことですが、改めて言語化するとわかることもありますよね。