前回、「やらなきゃいけないこと、めんどくさいことは、実はやらなくてもいいかも」という話をしました。
ダンサーで言えば必要ない基礎練もあるかもねって話。
今日はそんな「やっぱりいらないかもセレクション」を潜り抜けた猛者達、「結局やらなきゃいけないこと」への対処法です。
結局やらなきゃな〜と思うようなことって、裏を返せば何かの欲望があって、「やりたいこと」とも言えます。
例えば家の掃除をしなくても生きていくことはできると思うけど、
・快適な部屋で暮らしたい
・誰かを呼んだ時にちゃんとしている人だと思われたい
・きちんと掃除とかできる自分でいたい
みたいな欲望があったりしますよね。
実は何かを得るためにやりたい行動なのに、いつの間にかやらなきゃいけないことになってしまっていたわけです。
なぜそれをするのか、それをしたらどんないい事があるのか、改めて考えると楽しくなるのかもしれませんね。
ダンスの基礎練で、結局やらなきゃな〜って思ったものがあったとして、
もともとはそれをやることでワクワクする何かがあったはずです。
リズムトレーニングをしっかりやれば、
・音楽を自由自在に表現できて気持ちいい
・音楽によって表現を変えられるから、大会の後半でもマンネリせずに勝ち上がりやすくなる
・かっこよさのレベルが高まるから憧れられやすい
倒立の練習であれば
・技が失敗しにくくなるから安定して勝てるようになる
・基礎練だけでもすごいことやってるから注目される
・すごい技のレベルが上がるから憧れられやすい
みたいな良いことがたくさんあります。
究極やらなくても良いことである前提で、ものすごく良いことがありそう。
だからやりたい。
という風に「やらなきゃ→やりたい」変換を行えば、きっとめんどくさいは減るはず。
ダンスなんて、そもそもやらなくても誰も困りませんから、楽しんでやりたいですよね。