問題児は上手くなる。
これ、知り合いのダンスの先生に聞いたんですが、ちょっと面白いですよね。
真面目に頑張るのも良いけど、ある程度いう事聞かない方が上手くなったりすることってあります。
考えてみたら学校の成績とかも、クラスで一番真面目な生徒が一番成績がいいとは限らない気がします。
問題児まで行かなくても、そこそこ勝手に動いている方が結果を出してる人って多い。
ダンスではさらに顕著にそれが出るかも。
正直最初の基礎段階は、言うこと聞いてた方が早いかも知れません。
いきなり自己流だと上手くいきにくいですからね。
なので、言われたことを言われたようにやっていると一旦上手くなるのは事実かと思います。
しかし言うことをちゃんと聞く人が陥る罠がいくつかあります。
①教えてる人が間違っている
これね、非常に最悪なのでなるべく避けたいと思ってるんですが、教える側が間違えることってあります。
疑わずに真面目に聞く人ほど、そのまま間違えてしまう。
「なんかおかしくね?」とか思い始める人ほど逃れられる。
②最高の教え方とは限らない
世界一の先生が世界に一人いるとすれば、それ以外の先生は最高の教え方ができません。
それに世界一の先生もまだ知らないもっと良い教え方があるかも。
そう考えれば、「もっと良い方法あるんじゃね?」と考えて探したり考えたりする人の方が上手くいきやすいはず。
③自分に合うとは限らない
奇跡的に最適な教え方だったり、ある程度妥当な教え方だったとしても、それが自分にとってマッチするとは限りません。
その人の性格、体格、バッックグラウンドによって、響きやすい表現やプロセスは変わるはず。
と言うことで、素直に真面目にと言うのは美徳かもしれないけど、盲目は上手くなりにくいよねって話でした。