ダンスで使われる技術にアイソレーションっていうものがあります。
言葉の意味としては分離、隔離などで、体の一部分だけを動かしたり、逆に一部分だけを止めたりするものです。
アイソレーションを使うと、不思議な動きができたり、シルエットを微調整できるので、ダンスにおいては凄さもカッコ良さも出せるようになります。
具体的には首だけを左右に動かしたり、胸をめちゃくちゃ張ったり、ロボットみたいな不自然な動きが多いですね。
アイソレーション自体は技術なので、練習していけば誰でもできるようになりますが、より凄みを出すには可動域が重要です。
首を動かすにしても、3ミリ動くより3センチ動いたほうがすごく見えますので、幅って大事。
これには大量の反復練習と可動域を広げていく意識が必要なんですが、そこにもう一つコツがあると最近聞きました。
それが呼吸ですね。
つい最近、ストレッチと呼吸に関して記事を書きましたが、あれとまさに一緒。
可動域を広げるときはたくさん吸った息を吐くと大きく広がります。
前屈などのストレッチと同じようにアイソレーションでもその技術が使えるわけですね。
とは言え踊っている最中にそんな深い呼吸は難しいので、基礎練習としてやった方がいいですけどね。
ダンスの基礎練としてアイソレをやる時は、呼吸も意識してみると良いかも。