折れていった結果の形

この前行ったダンスイベントで色んなダンサーを見たんですが、当然いろんなスタイルがあるし、何かに特化した人も多いです。

一点突破な尖ったスタイルもいれば、オールラウンドな形もあるし、どこかに特化しながらもうまく他のスキルと混ぜているパターンも。

 

そうやって色んな踊り方をみていると自分はどういうスタイルでどういう強みがあるのかって考えたりします。

 

現状はフリーズや体の柔らかさなどが多少強いですが、その分野に特化した人に比べると全く目立ちません。

だからと言ってオールラウンドに色々できるかといえば、苦手な分野も多い。

 

そうやって振り返るともっと強い武器があったほうがいいな〜って感じましたね。

 

そもそも今の状態はどういう経緯で行き着いたのかって考えてみると、

最初はウインドミルっていう技を覚えたんですよね。

一個の技に全ての労力を注いだので、周りの人が次の技に進んでもずっとウインドミルやってました。

するとウインドミルは結構上手くなったんですよね。

 

ということで最初はウインドミル芸人でした。

ただ、レベルが高い人と関わるようになってくると、ウインドミルも大して目立たないです。

そこでストレッチも頑張っていたので軟体系の技を使ったりしました。

 

体が硬い人も多いジャンルなので、そこもまぁまぁ目立つんですよね。

 

ただ結局ウインドミルの時と同じように、もっとすごい人たちに埋もれます。

 

そこから自分の中で少し得意だったフリーズを頑張り始めて、軟体系の技を組み合わせたりしていきました。

ここまで掛け合わせると、ある程度できる人も減ってくるので、そこそこ落ち着いたように感じます。

 

「ここが自分の強みだ」って思ったものが周りに折られていって、だんだん道を変えていく。

そうやって右往左往した道のりが自分のスタイルになって行ったんですね。

 

折られても跳ね返すような人であれば一点突破も可能ですが、それも才能かもしれませんよね。

僕の場合は方向転換が必要だったかな。

 

でもここからは突き抜けていく部分もあったら楽しいかな。

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