生徒の気合い

最近ブレイクダンスの基礎練習の動画を出したりして、レッスン生の皆さんにも基礎練頑張ってもらっているんですが、一人ものすごいペースで上達している人がいます。

 

元々要領は良い印象でしたが、教えた日にすぐできるわけではなくて翌週の練習で上達しているという感じ。

多分家とかで練習してるんだろうな〜って思って、どんな練習してるのかを聞いてみました。

 

内容を聞くとやっぱりたくさん反復をしていて、動画を見たり自分の動画を撮って見たりと、研究もしている様子。

ちゃんと体も頭も使ってる感じでしたね。

 

そして一つ面白かったのが、「壁倒立3分やってます」という話。

壁倒立ってやったことない人にとってはイメージつきにくいと思うんですが、最初は10秒くらいで辛いです。

ある程度慣れてきても30秒やると腕がキツくなるかな。

1分間やればほとんどの場合限界になってくるのがBBOYの感覚です。(体操選手とかはもっと基準が高いですけど)

 

それをタイマーで測って3分間。

自分に課す課題がなかなか高いですよね。

 

壁倒立3分間もやる必要があるのかっていうと技術的には微妙だけど、確実に体を支えるスタミナはつくので、練習がしやすくなります。

練習ですぐ疲れないから何度も反復できる。

同じ時間練習するなら動いてない時間が少ない方が濃密なわけだから、当然うまくなりやすい。

翌週に上手くなってくるわけですよね。

 

このくらいやるといいよ〜っていう基準を提示されて、それを余裕で超えてくる内容をやるっていうのは応援したくなっちゃいますよね。

 

自分でどうしたら良いかを考える。

きつくても必要だと思うことをやる。

こういう気合いって当たり前だけど結果につながりますね。

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