重心の操作

前回、バランスポーズに使える知識として、支持基底面と重心について話しました。

支持基底面の上空に重心を収めるというのが重要でしたね。

 

しかし重心って目に見えません。

体で感じるしかないんですよね。

そこで今日は、体で感じるしかない重心を感じる方法ですね。

 

まずは安定して立てる姿勢を作ります。

とりあえずは両足を揃えて立つのがいいかな。

問題なく立てているのであれば、支持基底面の中に重心はあるはず。

 

そこから徐々に右の方へ体重をかけていきます。

すると重心は右へ移動していくはず。

ゆーっくり移動していくと、だんだん立っているのが大変になってきて、どこかのタイミングで倒れてしまうはず。

その倒れて瞬間が「重心が支持基底面を出た瞬間」ですね。

 

つまり「支持基底面の右端まで重心を動かした」とも言えます。

これと同じことを左、前、後ろもやってみましょう。

各方向の端っこがわかるはず。

 

そこまでできたら今度はギリギリ倒れない範囲で重心を動かします。

この範囲内なら動かしても倒れないな〜というギリギリを攻めましょう。

特に左右の幅はギリギリがわかるといいですね。

そしてある程度重心位置がここかな〜というイメージができるようになったら、重心を片足の中にだけ収めるようにします。

そこから重心がなるべく動かないようにしながらもう片方の足を上げます。

重心位置のイメージがちゃんとできるようになっていたら、片足立ちがキープできるはず。

 

他にもいくつか気にした方がいことがあるけど、この原則に沿ってやってみたら案外すぐできるようになるかも。

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