成長速度に関わる洞察力

先日の「一流に学ぶ」で根岸健一さんに色々質問しましたが、前回の記事では一つ目の質問についての話をしました。

 

今日は二つ目、

・インストラクターの養成コースなどを担当している根岸さんから見て、上達が早い参加者の特徴は何か

というものです。

 

これについての回答は端的に「洞察力」でした。

僕の質問が主に動作に関してのことだったので、指導スキルに関してはまた違うかもしれないんですが、

エアロビクスやダンスプログラムの動作を身につけるのが早い人は「洞察力」に差があるということですね。

 

ここで言う洞察力って、

動きに対してなのでつま先の向き、肘の位置、腰の曲がり具合、など体の部位がどうなっているかを洞察する力であったり、

どこが最初に動いて、その後どこが動くのかといった、時系列に関する洞察も重要ですね。

 

その力があれば、

・自分がどうなっていて、

・本来どうあるべきなのか、

この二つがより明確になると考えられます。

 

結局動作の向上っていうのは現状から好ましい方向への変化なので、

現在地が明確であり、目的地が明確である、その結果どこをどうすればいいのかが明確になる。

ということが必要になってきます。

 

そしてその精度が高い人ほど無駄なく成長するので、同じ時間や労力を費やすであろう養成コースなどでは結果に差が出てきますよね。

自分の現状と求める姿をよく観察して、早い成長をしたいものですね。

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