この前ZUMBAの資格取得コースを再受講したんですが、そういえばこのコースで必ず教わる話があります。
ZUMBAの誕生秘話的なやつ。
このプログラムは南米にあるコロンビアって国のベトさんが作ったんですが、この人はダンサーでもありフィットネスインストラクターでもあるって人。
家庭の事情で15歳からダンサーとして働いてたんだったかな。
まぁ逞しい人なわけですね。
そんなベトさんはエアロビクスとかダンスのレッスンを日々やっていたらしいんですが、ある日音源を忘れてしまったそうです。
あ、商売道がない。
という困った状況。
でも車で普通に聞くためのカセットテープは持っていて、中にはおそらくラテンのダンスで使えるような曲が入ってるはずだということもわかっていました。
踊れる曲は入ってると思うけど、曲順もわからないし、もちろん振り付けなんて作ってない。
ピンチやな〜となったわけですが、
そこは逞しく生きているべトさんですからね。
ピンチはチャンスって感じで対応します。
「今日は以前から考えていた特別プログラムをします」と言って、何がかかるかわからないカセットでレッスンを始めました。
すごいよねw
で、何がかかるかわからないから音楽をよく聞かないといけない。
だから喋らない。
そして振り付けを作ってないからその場で作る。
結果的に簡単な動きが中心になる。
ZUMBAって喋らないで動きを伝えますし、難しい振り付けは極力避けます。
まさかのアクシデントがこの形を生んだんですね。
そんな「嘘の特別プログラム」が大好評で、コロンビアで広がり、アメリカに挑戦してさらに広がっていったってことみたい。
ZUMBAのルーツは大体こんな感じらしいです。