何かのせいにする→反省できない→進まない

前回、失敗は成功のもとじゃなくて「反省が成功のもと」って話をしました。

 

失敗ってやってれば簡単にできますよね。

できないことをやろうとしたらほぼ失敗する。

そこから反省をして仮説を立ててまた挑戦する。

挑戦→失敗→反省→仮説→挑戦…

このサイクルの先に成功があったりする…

 

結構単純ですが、このサイクルを妨げる考えがいくつかあるように思います。

 

その一つが「何かのせいにする」というもの。

 

例えばダンスを練習していてうまくいかないとき、「床が悪い」「曲が悪い」など外に意識が行く時があります。

特に誰かのせいにするような時は、成長という観点から言えばデメリットが大きいです。

 

道徳的に「人のせいにすることはよくない」っていうのもちろんあるんですが、単純に「反省しない」に繋がるのがデメリットですよね。

 

失敗した時に何か自分のやり方が間違っていたと思えば、「次はこうしてみようかな」という反省につながります。

でも誰かのせいで失敗したのであれば、次はまた同じように実行してみることになります。

 

実際に練習で技をやるときに、他の人にぶつかられて失敗したのであれば自分のやり方が良かったか悪かったかの検証ができません。

もう一回同じ練習をすることになりますよね。

つまり1回分の無駄な失敗が生まれて、成長が1回分遅くなるということです。

 

実際にぶつかってしまっての失敗であれば仕方ないですが、普通に練習している時に失敗を何かのせいにしていたら、全然反省ができないことになります。

反省ができないということは結局また同じ失敗を繰り返して「有効な失敗の数」がたまりません。

有効な失敗が貯まらないと成功が掴めない。

だから人のせいにしたり、環境のせいにしたりってのはよくないというか損なんですよね。

無意識に起こり得ることだけども、気をつけないともったいないですね。

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