骨もラテン語

今日はちょっと骨の構造を確認したくて、解剖アプリで骨の位置とかを見てたんですが、ふと骨の名前が気になりました。

 

昔頑張って骨の名前を覚えたわけですが、それってみんな日本語名です。

坐骨、仙骨、恥骨、とか大腿骨、腓骨、脛骨とか、当然日本語で使うからいいんですけど、本来はラテン語で名前がついているみたいなんですよね。

 

骨盤はペルヴィス、脊柱はヴァーテブラ、とかそういうラテン語名が人体にはついていて、それを日本語とかいろんな国の言語に翻訳して使われているみたい。

 

このラテン語って、古代ローマの言葉で今は常用的に使われていないんですが、

英語とかイタリア語とかアルファベットを使う言葉の元になってるんだとか。

 

日本語で言うところの古語みたいな感じかな。

「いとあわれなり」とか国語の古典で習いましたよね。

 

昔使っていた古語が今の日本語になったり、関西弁になったり、津軽弁になったりってのと似てるかな。

 

前に生物の学名がラテン語で付けられているって話をブログに書いたことがあったんですが、あれってもう現代では使われていなラテン語を使うことによって、今後も変化せず使い続けられると言うのが理由でした。

日本語や英語だと時代によって使われ方が変化していくこともあるので、100年とか200年経った時に意味が変わってしまうこともありますからね。

 

生物の名前と同じように人体の部位に関しても不変なラテン語が適しているんですね。

 

今の所使い所はないわけだけど、全世界全時代に共通なラテン語名で人体を覚えるのって、多様な人とコミュニケーションを取るのであればいいかもしれませんね。

 

 

 

 

 

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