Winny事件の映画とかがちょっと前に話題になってましたね。
僕はWinny使ったことないんですが、類似の共有ソフトが流行った時代だったので、いくつか使ったことがあります。
ライムワイヤーとかカボス。
違法なファイルやウイルスが問題になった共有ソフトですが、ダンサーにとっては音楽の共有が主だったので、あまり問題が起こることなく(著作権とかは問題あるけどね)使えていたように思います。
大学生だった時なのでCDをしょっちゅう買うこともできず、無料でダウンロードできるのは助かっていたし、買おうと思ってもなかなか見つからなレアな楽曲を探すことができたのも良かったです。
今となっては手に入らないような音楽ファイルも色々見つけましたね。
そんな風にかなり重宝した共有ソフトではありますが、規制が高まったりサービス終了になる前に利用をやめるきっかけがありました。
僕が青森に住んでいた時に、仙台にDJ辰さんという有名なDJがいました。
年は3つ上くらいで当時かなり若かったんですが、東北では一番有名なバトルDJ(ダンスの大会で音楽をかけるDJ)で、日本中の大きな大会でよく回していたんですよね。
そんな辰さんと飲みに行った時に色々な曲を教えてもらってたんですが、辰さんのiPodの曲数がすごい。
僕や仲間は共有ソフトを駆使したりして数千曲は持っていたので、結構いろんな曲が入っていましたが、辰さんの場合は3万曲とか入ってたのかな。
しかもiPodに入っているのはごく一部なので、本当に大量の曲を持っていたんですね。
まぁ全国的に活躍するDJですから不思議はないんですけど、当時はかなり衝撃でした。
しかも今となっては本当に当たり前なんですけど、全部の曲をちゃんと買ってる。
「めっちゃ金かかるやん」って思いましたよねw
そして本当に恥ずかしい話ですけど、「無料でダウンロードとかしないんですか?」って多分聞いたんだよね。
ひどい質問だと今では思うけど、当時は気になったんですよね。
そしたら辰さんが「アーティストへのリスペクトがあるから、必ずお金は払うようにしてるんだよね」って言ってました。
「かっこいい〜」って思ったと同時に、これを聞いてしまったらもう無料でダウンロードはできないよねw
それがあまりに印象的で、鮮明に覚えているな〜って感じです。
無料でとか簡単に手に入るのは助かるけど、クリエイターへのリスペクトって大事ですよね。