ブレイクダンス教室の方はだんだん発表会の準備に入ってきました。
うちのスクール、ショーを作って発表するだけじゃなくて全員参加のダンスバトルが恒例になっています。
ブレイクダンスの文化としては非常にいいんですが、初めて出る生徒さんなんかは緊張するでしょうね。
うちも最近入った人が一人いるので、人生初バトルが観れると思います。
きっと思いどりに動けなかったりすると思うけど、楽しみですね。
そんなこと考えてると自分の初バトルを思い出しますね。
前にもブログに書いたかもしれないですが、僕の初バトルはなかなか衝撃的でした。
2対2のバトルに参加して、大学の先輩が一緒に出てくれたんですけど、結構緊張しましたね。
ソロバトルよりはマシだったかもしれないけど、それでもど緊張だったな〜
始まると音楽がかかるんですけど、ちゃんと聞こえなくて音に合わせられないんですよね。
「あれ、なんか合わないな〜」とか思ったような気がする。
でもブレイクダンスって立ちのステップとかはそこまで重要じゃないので(昔は特に)早々に立ち踊りを切り上げて技に入りました。
当時できた技は
・ウインドミル(背中で回るやつ)
・ジョーダン(片手で止まるやつ)
・チェアー(両手で止まるやつ)
・フットワーク少し
くらいだったと思いますので、一番強いウインドミルを繰り出します。
ウインドミルはまぁまぁ上手かったので、そこそこ盛り上がります。
そしてそのまま決め技に繋ごうとした瞬間、ステージから落下w
何が起きたかわからなかったけど、背中から落ちて「どふっ」てなりました。
いわゆるクラッシュ(大きなミスのこと)だったので、普通なら負けると思うんですけど、そこは2対2なので先輩のカバーもあって勝利。
だから「音が聞こえなくなってステージから落ちた結果勝つ」というのが初バトルでしたねw
まぁまぁ衝撃的w
おまけに次のバトルではもう手持ちの技がなくなっていたので、まだできない技に挑戦しました。
ウインドミルからヘッドスピンに直接繋ぐという応用技。
成功したことないけど本番のノリでイケるんじゃないかと思ったんですね。
もう初バトルの緊張も薄れ、ステージから落ちて失うものもないということで、勢いよくウインドミルに入りました。
スピードをつけて体を浮かし、ヘッドスピンに繋いでみようとしたら、多分ちょっと頭に乗ったんですよね。
一瞬だけど「ウインド→ヘッド」が多分成功。
そしてヘッドスピンはできないのでまたウインドミルに繋ぎます。
「ウインド→ヘッド→ウインド」ですね。
そのヘッドからウインドに繋いだ瞬間、懐かしの感覚「どふっ」が起こりました。
またもやステージから落ちるんですよね。
もう15年くらいブレイクダンスをやっているので、ステージでやるバトルは何度も見たことがあるし、ステージから落ちてしまう姿も何度かは見たことがあります。
でも1日に2回落ちた人はまだ他に知らないので、もしかしたらギネス記録かもしれませんね。
一回のバトルでステージから最も多く落ちたギネス記録保持者かも。
ということで生徒さんには是非3回戦まで行っていただいて、記録を塗り替えて欲しいという気持ちもありつつ、なるべく事故のないようにしていただきたいですね。