【倒立】カメか寝ないウサギ No.1438

先日受けた倒立ワークショップで聞いたことをちょっとずつ書いていますが、今日は技術的なことじゃなく考え方に関してです。

 

倒立に必要なのは才能ではなく誠実さ。

倒立とかのような技って、最初から結構できちゃう人っているし、なかなか上達しなくて悩む人もいます。

 

でもどれだけセンスが良かったとしてもすぐできるのは両手の倒立までで、片手倒立のキープをすぐにできちゃう人って見たことありません。

片手に限らず難しい技になってくれば長く続ける必要が出てきますよね。

 

しかし瞬発力や身長など、生まれ持った身体能力はほとんど必要なく、練習すれば必ずできるようになるものでもあります。

 

最初から全部できる人はいないし、やれば誰でもできるようになる。

そういうものってことですね。

 

ということは習得のスピードに差が出ることはあるけれど、続けていけば必ず上達する。

早く上手くなって途中で辞める人よりも長く続けて少しずつ上達する人が勝つ世界。

 

もちろん才能があった上で続ければ最強ですが、とにかく続けることが大事であり、日々成長してく姿勢が大事ということですね。

ウサギよりもカメ、それか途中で寝ないウサギ。

 

そしてもう一つ、「ズルい人は倒立できません」って言ってました。

ちょっと極端な表現ですねw

 

これはちゃんと段階を踏んで習得していかないとハイレベルな段階に行った時に困るよって話ですね。

 

背倒立、肩倒立、三点倒立、という風に書く段階で習得すべきことを習得していくことだったり、無理やり完成系の形だけ求めて練習しないで必要な感覚を身につけていくことだったり、そういった地道なプロセスがないと、片手倒立などの上級技に無理が生じます。

 

この辺はブレイクダンスに通じる部分もあるし、相反する部分でもあるな〜と思います。

基礎を大事にしないと応用で困るっていうのは同じで、一つ一つの技の積み重ねで大技につながっていきます。

 

でもやりたいと思った技をいきなりドンってやってみるのも意外と大事なのがダンスかも。

上手くできないことが多いけど、そのせいで自分流の変な形になる。

その変な形をさらに自分流に磨いていくと何か新しいものが生まれる。

そんな楽しみ方もありますよね。

 

まぁとにかく倒立って倒立と真摯に向き合い続けて人がものすごく高いところまで行けるものってことですね。

そういうジリジリ続けるのは、得意かもな〜

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