たかがダンス No.1425

最近色んなBBOY(ブレイクダンサー)のインタビュー記事をまとめたnote(ブログみたいなの)を見てました。

https://note.com/breakindocument/

 

動きに関する考え方やダンスとの向き合い方など、色んな話が聞けて面白いです。

その中で「あなたにとってダンスとは?」みたいな質問があるんですが、やっぱりみんな大事なものだと捉えていて、感謝の対象という感じが多いですね。

僕の青森の先輩もよく「ダンスは人生そのもの」とか、「一生かける価値のあるもの」と言ったようにとても大切に思っていたように思います。

 

それはそれで素晴らしいことなんですが、長野に来て出会った先輩で、「どんなに本気でやったとしても、たかがダンスだ」という人がいました。

これ、人によっては怒りそうだけどちょっとわかります。

その先輩も本人は人生賭けてやってるというくらい本気で練習して挑戦してるんですが、一歩引いて考えた時にダンスって一般的に必需品ではないんですよね。

 

自分や仲間にとって大切なものという意識は大切だけど、それが誰にとっても理解されるようなものではないということも事実。

そんなことは皆わかってるんだと思いますが、普段考えないからちょっと忘れるんですよね。

 

ダンサーはカッコいいと思うし、BBOYはすごいと思う。

努力して身につける磨かれた技術だし、感性を生かして作られた芸術としての側面もある。

同じように頑張ってるダンサーは素敵な人が多くて、繋がりもいいものだと思います。

だからこの世界にいたらものすごく大きなものに感じるけど、外の世界から見たら娯楽の一つに過ぎない。

誇りを持ってやればいいけど、理解されるとは限らないってことも事実だよな〜って妙に響いた言葉でした。

 

たかがダンス。

でもそれに人生賭けてますって感じですね。

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