今日はどうでもいい雑学です。
ナマケモノって動物がいますよね。
日本語で「怠け者」って書くとすごくダメなやつな感じがしますが、立派に厳しい野生環境を生き抜いている動物です。
大半の人間よりもサバイバル能力が高いのだからすごいですよね。
しかし野生動物にしては行動が遅かったり、攻撃する手段もほとんど持っていなかったりして、よく今まで生きてこれたな〜って感じもします。
毎日15時間とか18時間寝てて、起きてる時間もほとんど動かない。
行動するとしてもスピードが遅い。
あまりに動かないから体に苔が生えるほどらしいです。
人間なら引きこもって暮らしていてももうちょっと活動しそうですね。
しかしこの「ほとんど動かない」というのが生き残りに貢献しているらしく、天敵である大きな鳥などから見つかりにくいそうです。
木の上にずっといるから陸上の天敵からはそもそも攻撃されないですし。
そして動かなすぎて苔が生えるというのも擬態を助けるメリットがあるとか。
よくできたシステムですよね。
しかもそれだけ行動が少なければ消費エネルギーも少なくて済むので、食べる量も少なくて済みます。
意外と生き抜く力を持ってるんだな〜って感じ。
めちゃくちゃ速く走れるチーターさんや超パワーのアフリカゾウさんに比べると地味すぎる能力ですが、最強の擬態と最強の省エネを持ったナマケモノさんはすごいよね。
いろんな特徴があって、いろんな戦略があって、どれも一長一短。
動物界は人の社会よりも極端な感じがするので、それがわかりやすいですよね。
人間の社会ではそこまでも違いはなくて、能力の差もあるけど大したことはないはず。
どんな特徴を持っていてもそれにあった生き方ってあるから、自分に合った戦略を持つって大事だな〜って思いますね。