今年、HIPHOPが50周年らしいんですよね。
1973年に生まれた文化だから2023年には50年経ってる。
50年といえば結構歴史ある感じもしますが、文化としてはかなり新しいものだとも言えますよね。
ニューヨークで生まれたのが50年前。
そこからアメリカに広まるまでに10年とかかかって、日本に来るまでまた10年。
日本中に広まるのに10年くらいかかったと考えれば、HIPHOPの要素であるラップやブレイクダンスが身近になってから20年くらいかも。
今となっては一般にもある程度浸透してる感じがするけど、ずいぶん最近の話なんですね。
何度かブログには書いてるんですが、HIPHOPって4つの要素があります。
・DJ
・MC(ラップ)
・BBOY(ブレイクダンス)
・グラフィティ(落書きみたいなアート)
この四つに取り組むことで若者の有り余ったエネルギーを使い、殺し合いなどの争いを減らすことが目的だったと思います。
とは言え今の世の中では日常的にギャングの争いが頻発するってことはないかもしれないし、日本ではもっと少ないはず。
時代も場所も変われば使われ方も変わってきますよね。
ラップやダンスの表現内容自体も昔ほど物騒なものではなく、平和的なものが増えたかな。
そうやって形が変わっていくのは自然なことだし、レベルが上がっていくのも良いですが、ルーツを忘れないようにしないと全く違うものになってしまう気がしますね。
時代に合わせて改良していくのはどんどんやりたいけど、「最初はこうだったよな」って忘れないようにしようと思います。
もちろんHIPHOPに限らず、なんでもルーツはあるから、好きなものに関しては理解しておきたいですよね。