【ダンス】1に合わせる練習 No.1411

ダンスのレッスンでは新しい技を教えたり、自分でオリジナル動作を考えてもらったりといった動き重視の日と、できるようになった動きを実際に曲に合わせて踊ったり、対戦形式で踊り合ったりする音楽重視の日があります。

最近は特に音楽に合わせる方を重視していて、皆さんだいぶ良い感じに踊れるようになってきました。

 

新しい技を覚えないと幅が広がらないし、既存のものでも苦手な技は集中して練習しないとクオリティが低いままになるので、動き重視の日は必要です。

でも結局ダンスは動くものではなく踊るものなので、音楽重視の練習がないと完結しない。

それにやっぱり一番楽しいのは実際に踊ることですよね。

 

ということで最近使っている練習方法なんですが、

ある程度ステップや技を覚えてきたらオススメなのが「カウント1で合わせる練習」です。

 

ブレイクダンスだといろんな技が踊りの中に出てくるんですけど、難しい技ほど音楽に合わせるのも難しいです。

例えばジョーダンという技があって、これは片手で倒立する技なんですけど、踊りの中で使うには予備動作が必要になります。

しゃがんで踊っている状態からであれば、手をついて足を上げて倒立になり、そこから片手を離してジョーダンの形を作ったりします。

 

いくつかの工程があるので音楽の合わせたいタイミングに当てはまるように逆算していかないと間に合わないですよね。

そしてバトルでは知らない曲がかかる確率の方が高いので、合わせるタイミングとしてはカウントの1を選ぶのが無難です。

ほとんどの曲でフレーズが入れ替わる1のカウントが決め技に合いやすいので。

 

やり方としてはまず、

自由に踊る中で、ジョーダンをカウントの1に合わせようとしてみます。

ピッタリ合わせられたのであれば毎回できるように反復。

合わなかったのであればカウントのどこで入ろうとしてどこで終わったのかを把握します。

 

カウント5から入って7で終わったのであれば2カウント早く終わってますよね。

その分遅らせて7カウント目から入ることができれば1で終わるはず。

最初はカウントを数えて練習して、そのうち感覚で合わせられるようになるまで反復です。

 

なかなか難しいですが、同じ技でも決めどころに合うと一気に見え方が変わって気持ちいいので、できるようになってくると非常に楽しいです。

実践に向けて技を使いこなせるようにするために、結構おすすめの練習方法かな。

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