ヨガのポーズって色々ありますが、アクロバティックなポーズも結構ありますよね。
逆立ちとか頭立ちとか。
そういったポーズはブレイクダンスのフリーズと似た形だったり、同じ形だったりします。
そもそもそういう共通点も面白くてヨガを始めたんですが、やっぱり根本的には違うんですよね。
ちょっと前の記事に書きましたが、ダンスのフリーズって100%の力で息が止まるくらいしっかり止めます。(時と場合にはよるけどね)
ヨガのポーズではもうちょっとソフトに形を作って呼吸も通るようにします。
その辺は大きな相違点になりますよね。
でも前回フリーズについて記事を書いてて思ったんですが、伸び合うとか押し合うっていう部分は共通していると思います。
両手を広げるポーズは左右に手を伸ばし続ける意識があったり、両手を上に伸ばすなら足は地面方向に押し続けたりとか、二つ以上のベクトルが存在して相殺されるようなポーズがほとんどです。
そこはフリーズも同じで、力のベクトルが複数存在してそれが相殺された結果止まっている。
ベクトルってあの物理の授業とかで習う矢印です。
右手が右に10の力、左手が左に10の力、という風に働けば中心から動かないで止まりますよね。
その矢印自体はヨガもダンスも似てるけど、力の大きさが違う感じかな。
ヨガのポーズは個人的には3割くらいの力、ダンスのフリーズは10割です。
ヨガの場合は余力があるのでガチッとは止まりませんが、あちこちに体を伸ばし続けた結果、力が相殺されて留まっているというのは一緒。
ポーズをとりながら「どこの部分を右に、どこを左に伸ばそうか」「どこから上に、どこから下に伸ばそうか」といったことを感じてみてもいいですね。