【ヨガ】丸い呼吸 No. 1398

今日はヨガのことです。

 

ヨガについてされる質問っていろいろあるんですが、呼吸に関してもちょいちょいあるんですよね。

「呼吸って鼻から?」のような基本的なこともあれば、「この呼吸法ってこの場合どうしたら良いの?」みたいなマニアックなものもあります。

 

この前はヨガを始めたての方に「呼吸ってどうしたらいいですか?」と聞かれて、なんか色々考えちゃいましたね。

「ここで吸います、ここで吐きます」というタイミングや、「大きく深く吸います、自然な深さで吸います」のような呼吸の深さ、他にも長さとかあるかな。

全部伝えるとしたら色々と言葉が多くなってわかりにくいし、どれが一番重要かってことも相手や場面によります。

でももしじっくり伝えるとしたら何がいいのかな〜って後で思いました。

 

そこで思い出したのが「丸い呼吸」です。

僕がよく習っていた先生が前に呼吸について言ってたことなんですが、「吸う」「吐く」をはっきり切り替えるのではなく、滑らかに変化する感じです。

 

息を吸っていく時って、どこかで「もう吸えない」とか「もう吸いたくない」ってところに行きますよね。

そこですぐ吐く方に切り替えたとしたら丸くない、尖った呼吸ですね。

 

逆に丸い呼吸では、まず吸い終わるまでをゆっくり行います。

鼻から吸って、いつもより丁寧に、少しゆっくり、深い呼吸。

だけど最後まで詰め込むように吸うのではなく、心地良いところまで。

 

吸い終わるところにかけてだんだん呼吸がゆっくり弱くなっていって、最後は自然に吐く方に切り替わります。

 

吐くときも同じで鼻から、いつもより丁寧に、少しゆっくり、深い呼吸。

最後まで絞り出すように吐き切るのではなく、心地良いところまで吐いていきます。

 

吐き終わるまでにだんだんゆっくりになっていて、最後は自然に吸い始めます。

 

鋭く尖った切替ではなく、丸い穏やかな切替。

 

体に無駄な力が入りにくいし、呼吸に集中しやすい。

ヨガの内容にもよりますが、気持ちよく体を動かすときには良いかも。

 

タイミングや長さに関してはレッスンで合わせるのは難しいですが、自分の練習では自分のペースで行えます。

ポーズ主体ではなく呼吸の心地よさをベースに動きのタイミングや速さを決めると良いですね。

 

呼吸が気になったら取り入れてみても良いかも。

 

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