【ダンス】カッコいい技を綺麗に速く No.1393

今日はダンスのお話。

ダンスについての考え方は人によって様々で,カッコよく踊るために何を大事にしているかも人それぞれです。

 

その中に一定数「基本技を極めて武器にする」というのを大事にている人達がいます。

ハイスキルな大技を習得したり,自分だけのオリジナル技を開発するというよりは,基礎と言われる技を極めて大技以上に強くするという考え方。

 

ブレイクダンスは体操やフィギュアスケートのように技ごとに高得点がつくって事はないので,実際に大技を使いまくる相手に基本技のみで勝つことも可能です。

 

フィギュアで言えば,4回転やトリプルアクセルを決めてくる相手に対して,最大までクオリティを高めた1回転のみで勝つ感じ。

多分フィギュアスケートでそれは不可能なんじゃないかな。

フィギュアや体操とブレイクダンスって,似ている側面もあるけど勝敗の仕組みはかなり違いますね。

 

もちろん同じようなクオリティで戦ったら難易度の高い技が勝ちやすいですが,意外と基本技も侮れないんですね。

それなら身体能力が異常に高いとか,小さい頃から英才教育を受けてるとかがなくても誰でも勝てる可能性がありますよね。

 

で、そんな基本を極める系の人にどうやってるのか話を聞いたら,一つは「かっこいい技を綺麗に速くやる」ということらしいです。

結構シンプルな回答ですよね。

 

カッコイイ技っていうのは主観的な話なので,自分が好きなやつを選べばいいと思います。

 

綺麗にというのも多少主観的な要素があって,どの角度が好きなのかは自分で選べばいいと思います。

磨かれたシルエット,磨かれた軌道は見ていて気持ちいいですよね。

 

そして速さは主観の要素が少ないです。

速さ,キレというのは体の部位を動かすスピードと急停止が重要。

そのためには脱力,力を入れる順番,適切な重心移動,筋力,体重など,身体操作に関わる能力が必須です。

何度も反復しながら試行錯誤していって,最高の形を探していければいいですね。

 

ちなみにこれは大技でもオリジナル技でも重要なことだし,一流の戦いになってくれば超難度のオリジナル技をハイクオリティで使う人ばかりの戦いです。

最終的には難しい技もあった方がいいし,クオリティも必要かな〜

 

でも「かっこいい技を綺麗に速く」って、当たり前だけどわかりやすくていいですね。

これは大事にしようと思います。

 

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