自分への期待値 No.1381

フィットネスのレッスンをやっていると、「うまくできなかった」という感想を聞くことがよくあります。

ZUMBAとかはその場で動きを真似して動くのが難しいですし、ダンスエクササイズは説明があるけど動きが結構難しい。

その結果インストラクターのように動くことができなくて「うまくできなかった」という感想になることがあると思います。

 

逆に「意外とできた」や「結構できたと思う」という感想も聞くことがあり、その場合必ずしも動きが完璧にコピーできていたわけではありません。

むしろ「うまくできなかった」という人よりもアバウトな動きだった場合もあります。

 

これってつまり完成度の差ではなく、本人の自己評価の違いですよね。

というか自分に対する評価と、その物事に対する考え方かな。

 

例えば50%くらいできたという事実だった場合、自分の中の基準として「50%しかできなかった」なのか「50%もできた」なのか、同じ事象に対しても感想が異なることはありますよね。

それが自分にとって「できるべきだと感じること」なのか、「できなくてもしょうがないと感じること」なのかによっても違います。

例えばダンスレッスンを受けたとしても、僕はブレイクダンスのレッスンで全然できなかったら「やばい」って思います。

自分ができるべきことだと思ってますからね。

でももしバスケットボールのレッスンだったら全然うまくいかなくても全く気にならないです。

「自分にできなくてもいいこと」になりますからね。

 

こんな風に物事によっての違いはありますが、自分への期待値って高くても低くても一長一短なところがありますよね。

 

高い期待値であれば、できないことに対してイライラすることが多いだろうけど向上するスピードは早いかも。

低い期待値であれば、できなくても気にならないけど向上は遅い。

 

自分が大事にしている分野であれば、自分への期待値を上げて取り組んだらいいし、それを全ての対象に向けないようにして気楽に過ごせる場面も作るといいのかな。

ダンスとかも、多くの人には気楽にやってもらったらいいのかな〜って思ってます。

もしダンスにハマってもっと上達したいという事になったら、イライラしながらでも自分に期待してあげたらいいと思いますけどね。

 

自分に向き合って、自分に対して何を期待するのか、何からは重圧を外してあげるのか、見極めていきたいですね。

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