この前新規の方がヨガを受けにきてくれて、ヨガインストラクターになりたいという話だったので、久しぶりに自分が学び始めたころのことを思い出していました。
一番最初にヨガを始めた頃はフィットネスクラブでの研修。
その後いくつか資格取得の講座に通い、結局まるっと学びたくてRYT200のコースを受講。
その後はまた単発でちょいちょい学ぶという感じですね。
ヨガを伝えるという観点では、ヨガの考え方を学ぶとか、体の構造を学ぶとか、色んなことを知る必要があるかもしれませんが、インストラクターとして仕事をするという観点では「リードする能力」が結局最重要かな。
ヨガのポーズをどうやって取ればいいのか説明し、タイミングよく次の動きに誘導する。
できればそのポーズの効果や深める方法、簡単にする方法などを伝える。
色んなポーズを組み合わせてレッスンを組み立て、時間内に終えるようにする。
単純に仕事して考えればこれが必須の能力ですね。
美しいポーズが取れることよりも、体の構造を詳しく知ることよりも、ヨガ哲学について深い知識を持つことよりも優先度は高い。
その点で考えればフィットネスクラブでの研修ってそこに特化していることが多いので、最初はおすすめかも。
僕が今まで受けてきた講座は色々ありますが、一番実践的だったのは最初に受けたフィットネスクラブでの研修です。
長く続けるなら哲学も体も勉強した方がいいし、ポーズがキレイに取れるようになった方が箔がつくかもしれません。
でもちゃんとレッスン構成を立てられて誘導できることの方が何倍も重要。
だからもしインストラクターとして働くことが目的なら、フィットネスクラブか大手ヨガスタジオで資格を取るのはいいかもですね。
逆に言えばレッスンをする以上の知識は重要視されず、あまり深い知識は得られない可能性がありますが、後から自分でリードを学ぶよりも、後から自分で知識を深める方が多分楽。
ヨガも昔に比べれば流行ってきていて、仕事にしたいという人もちょいちょいいるので、「最初どうしたらいいのか」っていう質問に対しての答えとして、「フィットネスクラブで習うのおすすめ」って感じ。